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執筆者の写真Ayumi Nagaoka

All This Time



英語力がないので日本語で書きます。

もともとこの曲「All This Time」は、スティングがお父様が亡くなった時に書かれた曲だそうです。

お葬式の様子?や、故人を川から舟を漕ぎ出し海へ弔うというストーリーです。

オリジナルは1991年「The Soul Cages」に収録。


今回、自分の写真展にこのタイトルを拝借しました。スティング、ありがとう!

この曲自体というか、同じタイトルで2001年9月11日にイタリアで開催された

ライブアルバム「All This Time」にインスパイアされました。

その日はニューヨークでアメリカ同時多発テロが起こった日でした。


1曲目「Fragile」のあとにしばし沈黙が続いて2曲目が始まります。

それはライブでスティングが黙祷したからです。

そして観客にこのライブを続けるかどうか問いかけたりしたそうです。

黙祷ぜんぶと観客とのやり取りや、スティングが事件について言及している部分はカットされているので、特に予備知識なく聴けば、なんて美しく厳かなライブアルバムだろうと思います。意味を知って聴けばその思いはもっと深くなるでしょう。

スティングのすごいところのひとつ、いつもオブラートに包みながら言いたいことを言及し、それはしっかりと聴き手ひとりひとりへ届きます。

前述の「All This Time」も歌詞は重たいのに軽やかなメロディで歌い上げます。


この日のセットリストとスペシャルなバンドの演奏は、まるで予言していたごとく、2001年9月11日にぴったりと合っています。

個人的には「When We Dance」なんて心持って行かれて、この時だけは自分がカモメかツバメになって空を飛んでいるようになります。こちらもサウンドの美しさとは反対にせつない歌詞です。おそらく語り手は結婚している女性を愛している、だから僕たちが踊る時には天使はかくれてしまう・・・そしてさりげなく、その女性はもしかするとだんなさんにひどい扱いを受けている(物理的か精神的かは想像にゆだねる)らしい・・・。


とにかく、新旧取り交ぜたセットリスト、アレンジとも素晴らしいライブアルバムです。


「All This Time」というタイトルで、実はもうひとつインスパイアされたアルバムがあります。それはまた次回書きます。


東京は台風の被害もなく、晴れ間が見えています。

写真展「All This TIme」は本日9月1日から始まります。

ここまでこれたのもサポートしてくださった方とDMを喜んで受け取ってくださった方々、DMをこころよくお店に置いてくださった皆さまのおかげです。

16日までよろしくお願いします。





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